頭痛教室で闇おやつ

病気でお休みしている先生ではない。病気っぽい美術教師。

感染


うちの学校の一大イベントであり、文化祭にあたるものが近づき、ずっとやらせてきた自画像やら遠近法やらの作品を完成させるため脅しまくりの居残り祭りを開催。学年の劇のでかい背景を両手の指で数えれるほどの場面数描かせる。もちろん自分も描く。傍らで遊ぶやつ、寝るやつ、居残りでせんせーせんせー言うやつら。美術室はサウナ。展示するためいま取り掛かっている作品持ち帰ったら大幅減点の呪いに自分が苦しむ。


そんなイベントまであと二日のところ。

おなかいたい。
身体重い。日もとっくに落ち真っ暗、むしろ晩御飯時の放課後に首を職員室の机に置いて数分。
展示のため、天井からひっかけるフックを取り付けるためゼーハー言いながら机に登りとりつける。

前々任の先生が取り付けたと思われる、天井の配管に沿った角材の梁が残っていることに激しく感謝し帰宅。

一日前。
朝。頭痛。寒気。たぶん発熱。でも熱はあったら嫌だから計らない。たぶん高熱。関節痛。下痢。腹痛。産まれたての子鹿。ぷるぷるして何故か涙。動悸、息切れ。
死ぬ思いで出勤。

午前普通に授業。早く展示の準備したい。廊下を歩くたびに会う生徒に今日居残りしていい?聞かれる。良いわけない。美術室を展示会場に改装せねばならんのよ。
クラスで給食食べれないと伝える。こどもたちの前で全部残すなんてできん。
あとあいつらに弱味見せたら終わり。
ほんとは準備室に居たいけど寒気するし、たぶん本当に寒いから仕方なく職員室で突っ伏す。
前日の体育館行けず。放課後に係呼び出すも一部除いて役立たず、帰りおる。期待してないしむしろ大人一人でいいけど。

体育館に呼び出される、釣り看板なんて作ってない。責められ泣く。拡大のなんやなんやで速攻つくる。いつものお助け先生感謝。ぴったしだぜ。

美術室戻る。3年の子が気を使って手伝ってくれた。係も一部とてもがんばった。
あとはぼくがやるんで、帰した。
ひとりでもさもさやってた。かたわらにうるさく居残りしてる2人。もう知らん。その机どうすんの。マジで知らん。無視して会場つくる。

学年の先生たち来る。たくさん来る。手伝ってくれる。末っ子万歳すぎる。

できた。展示できた。
素晴らしい展示できた。

今日何回トイレ行っただろうか。腹痛い。真っ暗だし帰りたい。財布学校に忘れる。取りにかえる。具合悪い。

当日。具合悪い。
本番ゲストで楽器やる。
おわる。安心する。


ここには書ききれないし書けない色んなこともあった。そして当日は職員室でお腹痛い言ったら帰らされた。休日応急診療指定されて行った。二日分薬もらった。かたづけは他の先生がやってくれるなんて、なんてこった。
ストレスでますます胃がやばいぜ。

ドトールで栗のコーヒーみたいなの飲んで病院いってぐったりして寝てインターネット繋がってなくて支払い忘れてて絶望。

あした電話忘れずに。


教員はやっぱ体力化け物じゃないとできんわ。

おわり。